朝礼のご法話(鈴木先生):2023/10/10
「目の前であなたの妻と父が溺れています。どちらを助けるべきでしょうか。」
「これからの子育てのことがあるから、妻を助けるべきだ。」
「あなたの命を与えてくれた恩があるから、父を助けるべきだ。」
と解釈は分かれる処です。
仏教では、「まずは手の届く方から助けなさい。できることから行えばよい。」と説きます。
二者択一を迫られることはこれからもあるでしょうが、熟慮した上で行った選択であれば、自分の選択が最良と信じて生きてゆけば、良いのではないでしょうか。