スタッフ:
本日は町屋光明寺東京御廟へお越し頂き、本当にありがとうございます。
今回は都会型最新式墓所の座談会ということで、皆様が抱いている墓所のイメージとは異なる部分も沢山あるとは思います。そのような部分も含め、ご住職を交えながら東京御廟の魅力について座談会を進めていきたいと思います。
それでは、最初のご質問はありますか?
野口さん:墓石に名前を彫って頂けるというのはどの程度決まっているのでしょうか?
ご住職:フォーマットは全部で8つ用意してあります。その中からお選えらび頂く場合は、それぞれの料金プランに含めさせて頂いております。 書体(楷書体・行書体・明朝体)や家紋などもご自由にお選びいただけます。
「自分の書いた文字で彫ってほしい」「写真を彫ってほしい」「ものすごく細かく彫ってほしい」などの場合は別途お見積もりとなっております。
※2023年現在 東京御廟(1号館)は販売終了
野口さん:お墓を見ると「感謝」などの文字が自由に書れていたのが印象的でした。
ご住職:そうですね。昔に比べまして、家のお墓というより、個人のお墓、もしくは夫婦のお墓といったイメージになっているということでしょうかね。ご自分の好きな文字を自分の墓に刻むといったことが世間でも広がってきているようです。
村越さん:こちらのパンフレットに市原悦子さんがイメージキャラクターとして起用されているのですが、その理由は何かあるのですか?
ご住職:あります(笑)
村越さん:どうしてですか?(笑)
ご住職:聞かれたのでお答えいたしますが、実は私の叔母です。
一同:え?本当ですか?
ご住職:とは言いましても血の繋がりはない叔母です。
市原さんとはよくお会いしていまして、一昨年に家内の母親の3回忌の法事でいろいろお話をしました。
その時にいつもの口調で「人が亡くなったらどこに行くの?」と言われ、私は「人によって行く所は違います。生前その方が作られたご縁によって地獄に行くか極楽に行くか決まるのですが、私ども浄土真宗では慈悲深い仏様が全ての人を救おうと手を差し伸べておりますので、そこに乗ればどんなに罪を犯した人でも、全ての人を救って下さいますよ。」という話をいたしました。
市原さんは非常に人の死に対して興味を持っておられるようで、最近も痴呆女性の役を演じたり、亡くなるということに対する演技にも精力的に取り組んでいらっしゃるようです。
私どものお話をしたときも快諾して頂き、今回ご協力頂くこととなりました。
町屋というのは気軽に散策の出来る下町ということを踏まえますと、印象が合っていると思っております。