野口さん:骨壷はどういった大きさを用意すれば良いのですか?
ご住職:よく質問されるのですが、関東では七寸の骨壷を使用し、全部骨壷に入れるのですが、関西では五寸の骨壷を使用し、体の中心に通った部分のお骨だけ集めて骨壷に入れます。
残ったお骨については、余骨といって、市や区の方で処分致します。ご要望頂ければ三寸、五寸、七寸どれでも大丈夫です。
木村さん:どれくらいの家族の分が一箇所に納骨出来るのですか? 今後増やしていくご予定などはあるのですか
ご住職:75万円のファミリータイプで、七寸の骨壷で2つまで入ります。分骨をして五寸や四寸・三寸といったサイズにしますと、五寸で4つ、四寸で6つ、三寸で10個まで入れることが出来ます。通常永代供養というと、35年でお墓を空けてしまい、そこのお骨を他のお骨と一緒にしてしまうケースもあるのですが、東京御廟では、本当にお墓として永代に供養することが可能です。
分骨した際に余ったお骨は、お持ち帰り頂くことも可能です。私どもにお預け頂けるならば、京都にあるメモリアル公園にお納めし、京都の光明寺にて永代供養をさせて頂きます。
「今後増やしていくご予定などは?」というお話ですが、納骨堂を作るのは許可を取るのが難しく、今はこの町屋に作りましたが、いずれ他の場所にも作ろうと思っております。私ども光明寺は、現在、千葉、関西などで長年にわたる活動を行ってきておりますので、実績などの面では問題ないかと思います。
木村さん:ここにはどれだけの家族数が収納できるのですか?
ご住職:約3,500弱入ることが可能です。ここの建物の半分が収納スペースとなっております。AMAZONなどの倉庫のピッキングシステムと同様のシステムが組み込まれており、1つ1つ機械が運んでおります。
野口さん:最長で運ばれてくるまでどのくらいかかりますか?
ご住職:一番早いと40秒です。繁忙期には長いと3分ですが、受付でチェックインしてから部屋に入るまでにそれなりに時間かかりますので、それを考慮するとお待たせすることはないと思います。
木村さん:参拝予約ということは出来ますか?
ご住職:ブースが全部で8つございますので、平日に満杯になることは考えにくいために、通常期間に関しましては今のところ予約は出来ません。お盆やお彼岸などの繁忙期には予約制を導入するつもりですので、その際は予約された方が優先で参拝できるようになります。
木村さん:毎月何回でも参拝可能ですか?
ご住職:可能です。費用も最初にかかる費用やオプションのみです。また、広く平等に使用して頂くことが目的ですので、檀家になるなどの決まり事も全くありません。
木村さん:参拝時などのお食事などは準備して頂いたりも出来るのですか?
ご住職:申し訳ございません、東京御廟ではお食事のご用意は承っておりません。郊外の霊園などでは移動に時間がかかってしまったりといこともあり、お食事をご用意するところもございますが、東京御廟は場所が町屋ということもあり、駅周辺に沢山のお食事処もありますので、そちらをご利用いただくことが良いと思います